フレンチのある風景

すっかり三國シェフの料理にはまってしまい、フレンチばかりをつくって食べている。

20240223-125330

マックやコーラの美味さもあるし、バズレシピの美味しさもある。三國さんの美味しさは独特で、いろんな美味しさがあっていいのだと思う。

奥穂高岳

安曇野の周辺に穂高という駅があることは一見奇妙なことのように思える。穂高川というのがあるから、地元のひとに受け入れられているのかもしれない。ただ、地理的に眺めると穂高川の源流は中房とかだろう。蝶や常念、大天井をこえて奧穂の水が安曇野に流れ込むことはない。梓経由となる。

ただ、奧穂と豊科駅の直線距離を測ってみるとわずか23kmしかないことに驚く。仮にトンネルを掘ったらわずか4〜5時間で歩いて行ける。蝶や常念に邪魔されて、安曇野から槍・穂を見ることはできないけれども、地理的には本当に近い。

20231211-205943

トンネルを掘らずに山路をたどると、12時間(=40km)になるという。まぁしかしこれも夏山ならば歩くことができるが、厳冬期にこのルートを歩けるのはよほどの玄人だろう。

20231211-210424

北アルプスの想い出といえば。第一にジャンダルム。次に剱岳。穂高に槍の順だろうか。奧穂から馬の背の下りは本当に難しい。また、大キレットからの北穂の北斜面は、崩落が進んでいて危険だ。日本の3,000m峰のほとんどが槍から穂高に集中していて。

そういうピークを踏むのが趣味だった時代もある。いまは近所のジムに入会して、トレッドミルのうえを歩くことを密かに楽しみにしている。夏は涼しいし、冬は暖かい。トイレがなくて困ることもなければ、落石や低体温で死ぬこともない。Life is beautiful.

ジャパニメーション

これがなぜ世界で流行っているのか。宮崎駿とか庵野秀明といった個人が優れているから、ジャパニメーションは世界で見られているのか。否。

絵とかストーリーとかプロットとかいう以前に。ジャパニメーションには共通の価値観、哲学がある。何がよくて、何がよくないのか。ぼくらが子供の頃から教わった価値観がある。それは作品が異なっても一切ぶれない。1mmもぶれない。

その価値観や哲学に世界中のひとたちが共鳴しているのであって、絵やストーリーやプロットは二の次なんだ。鬼滅の刃の「煉獄さん」というはひとつのキャラクターだが。

そういうキャラを許容しない、あるいは実在しないと考えるひとたちは沢山いる。だが、日本には自分を犠牲にして世界をよくしたいと思っている人が存在していて。その人たちがいるからこそ私たちは幸せな毎日を暮らせるのだ。

こういう思考なり価値観なり哲学なり行動様式が、日本人の原点であり。これに諸外国のアニメファンが魅了されているのだと思う。絵やストーリーじゃないんだよ。その背後にある世界観や哲学、価値観が世界を魅了しているんだ。

«いわさき ちひろ